【宙組】『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』

公演感想
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宙組の9か月ぶりの特別公演。劇場で観ることができました。

ネタバレありなので、避けたい方はお戻りください。

第1章

「モン・パリ」「Le Grand Escalier」「サ・セ・パリ」「パリゼット」「ミロール」「パリ・カナイユ」「パリはシャンパン」「パリ・ジュテーム」「花詩集」

幕が開くとキキちゃん(芹香 斗亜)を中心に大階段がトリコールカラー

からの、サプライズ!

華やかなレビューで一気にフランスへ。もうフィナーレのパレードなのか?いくら秒で終わるとはいえ…と考えてしまう程華やか。

さーちゃん(春乃 さくら)は赤いお衣装、ずんちゃん(桜木 みなと)は青いお衣装で階段を降りてきます。

他の生徒さんも全員トリコールカラーのいずれかの色のお衣装です!!

第2章

「エスカイヤガールズ」

3人娘(湖々 さくら)(愛未 サラ)(美星 帆那)がひたすらかわいい

第3章

「まことの愛」「夜霧のモンマルトル」

まずは歌うまもえこちゃん(瑠風 輝)が銀橋で歌い上げてくれます。じゅっちゃん(天彩 峰里)を筆頭にモンマルトルの淑女のみなさまがキレイなダンスを魅せてくれます。

後半はずんちゃんがモンマルトルの紳士を引き連れて銀橋で歌ってくれます。黒燕尾にシルクハットとケーンでめちゃくちゃかっこいい。

そこからさらにましろっち(真白 悠希)が歌って、ずんもえを楽しめます。

紳士のみなさんがななめにキレイに並ぶところは圧巻です。

第4章

「夢人」「BLUE ILLUSION」「ENDLESS DREAM」

旅人キキちゃんが蛇のこってい(鷹翔 千空)に誘われてジャングルへと迷いこみます。

この時、こってぃにはめちゃくちゃ緑の照明が当たっているのですが、夢人キキちゃんの後ろに立った時に、こってぃだけが緑になっているのなあぜ?なあぜ?

そして妖鳥のさーちゃんと共に妖獣や妖花も登場!ちなみにさーちゃんには赤いライトが!妖獣のしんさん(嵐之 真)とこってぃが「BLUE ILLUSION」を歌ってくれます。

もともと月組の「BLUE MOON BLUE」が大好きだったので、こってぃが紫吹淳様に見えてきます!ワクワク!

妖しいいろんなものに惑わされたキキちゃんが歌う「ENDLESS DREAM」。髪を少し乱して歌う姿、サイコーでした。

さーちゃんがせり下がる時に、舞台の後ろでは妖鳥がはばたいていきます!オペラでキキちゃんをロックオンしていると見られないので注意です!!

第5章

雰囲気がガラッと変わってラテンの場面に!!

「フィエスタ アイ・アイ・アイ」

キョロちゃん(亜音 有星)がりせ(大路 りせ)なる(泉堂 成)を引き連れて盛り上げます!

りせなる、ジャングルにもいた気がするんだけどいつ着替えたんだ?

「Carnaval de Rio!」

ひなこちゃん(風色 日向)とブッキー(山吹 ひばり)がさらに盛り上げます!!

「リオ!リオ!」っていうブッキーかわいい

「ソル・エ・マル」「シナーマン」

ノバ・ボサ・ノバの名曲はじゅっちゃんとキキちゃん!二人とも星組出身ですね!!

「黒きバラ」「幸福を売る人」「パッショネイト!」

パッショネイト!を歌うさーちゃんが、デカボイスでサイコー

「私が宙組を引っ張っていきます!!」という力強い覚悟のようなものを感じで、涙がでちゃいます。

こんな細い体のどこにこんなすごいパワーが隠されているのか!?と不思議に思います。

「CONGA!」「Aye Caramba」「サザンクロスレビュー」

怒涛のラテンメドレー!!中詰め!って感じです!!

「CONGA!」はずんちゃんが中心で熱く歌ってくれます

「Aye Caramba」はキキちゃんがキング・パイナップル、さーちゃんがクイーン・パイナップルとなって!?みんなでポンポンもって踊っている姿がかわいいです。

「サザンクロスレビュー」はこってぃが若手のイケメン達を引き連れて歌って踊ります!!

体温も一気に上昇~~~!!!

第6章

「ラ・ヴィオレテラ」

ガラッと変わって、さーちゃんが娘役さんを引き連れてわっかのドレスで歌ってくれます。

第7章

「エル・アモール」

ひなこちゃんがマタドール姿で銀橋渡りながら歌ってくれます!ちょ、ちょっといつの間にそんなに大人の色気がでちゃうようになったんですか~~~?帽子のしたからのぞく目線が合ったら、恋に落ちること間違いなし!!

「グラナダ」「コルドバの光と影」

マタドールの絵からでてきたずんちゃんが、トロ役ののあんくん(鳳城 のあん)と戦います!

やっつけた後、ずんちゃんがかっこよく歌うのですが、その間下手側で死んでる牛さんがなんだかかわいくて見てしまいました(笑)

第8章

「WELCOME TO MANHATTAN」

雰囲気がガラっと変わってニューヨークの場面へ。

キキちゃんがノリノリでせり上がってくるところが好きです!

さーちゃん魔法使いのレッスンを受けると…

「ゴールデンデイズ」

ショーマンやショーガールになった若者たち!キラキラしたステキな場面に!

最初、こってぃとひなこちゃんが歌っているのですが、その後ろのダンサーの中にずんちゃんが紛れていました!!ウォーリーをさがせ!並みに難しいですが、見つけられるとめちゃくちゃうれしいww

キキちゃんとずんちゃん二人だけで握手する瞬間も胸アツです。

第9章

「ザ・レビュー」「アイ・ラブ・レビュー」「TAKARAZUKA FOREVER」

ピンクのお衣装のキョロ、りせ、ひばりちゃん。もえこちゃんとこってぃが銀橋で歌った後にロケット。ロケットで「TAKARAZUKA FOREVER」が流れるとちょっと感動します。

プログラムを見て気が付いたのですが、だら子、今まで「FOREVER TAKARAZUKA」だと思っていましたが、「TAKARAZUKA FOREVER」なんですね!!

第10章

10章は盛りだくさん!フィナーレからパレードまで一気にいきます!!

「愛の旅立ち」

大階段からキキちゃんが一人で降りてきて、歌ってくれます。

曲名だけだとピンとこなかったのですが「ぼくの~この愛~~~」の歌です!!

ひとことひとことに想いがつまっていて、客席に話しかけるように歌っている姿が印象的でした。

客席もその想いを受け取ろうと、全集中でした。

これはもう劇場で感じることをおすすめします!!

「セ・マニフィーク」

キキちゃんの歌で流れた涙をふいてくれるような、一気に雰囲気を変えて「ティプタブ!!」を元気にずんちゃんが歌ってくれます。ずんちゃんの笑顔は本当に素晴らしいですね!!

白い燕尾もみなさんステキでした。

今までハットの場面が多めだったので、下級生までじっくりお顔と髪型を眺められるチャンス場面!

「夢を売る妖精」

さーちゃんが娘役を引き連れて「わたしは、妖精♪」と歌います。原曲知らなかったですが、「その通り!」と言いたくなる、さーちゃんの妖精っぷりでした。

さーちゃんとずんちゃんのプチデュエットダンスと、さーちゃんが銀橋に行くときにずんちゃんが投げキッスしてます!!

「未来へ」

宙組といえばの大名曲!!

キキちゃんを中心に全員で歌います!!

この場面はみなさん笑顔で一生懸命歌っているのですが、そんな姿に胸を打たれて、だら子は涙が止まりませんした。

「世界に求む」

キキちゃんとさーちゃんが残ってデュエットダンスが始まります。

大階段や舞台をかみしめるような、そしてトップコンビがお互いを想い合っていることが伝わってくる、ステキなデュエットダンス。

後半、カゲソロが聞こえてきて、「初めて聞く声だな」「男役?娘役?」「まっすぐでいい声」と思ったので、終演後すぐ調べたら、志凪 咲杜さん男役の108期でした!フレッシュ!!

パレード

いよいよパレード。名曲のオンパレードです!!

「シトラスの風」:愛未 サラ(エトワール)

「ハイパーステージ」:泉堂 成 亜音 有星 大路 りせ

「ル・ポァゾン」:風色 日向 山吹 ひばり

「VIVA FESTA」:鷹翔 千空 天彩 峰里

「THE ENTERTAINER!」:瑠風 輝

「ラ・エスメラルダ」:桜木 みなと

「ラッキースター」:春乃 さくら

Le Grand Escalier」:芹香 斗亜

「おお宝塚」「タカラジェンヌに栄光あれ」「TAKARAZUKA FOREVER」

基本的には濃い紫色のお衣装で、キキちゃん、さーちゃん、ずんちゃんだけ真っ赤のお衣装でした。

大きな羽根を背負っている3人も観て、いろんな想いがこみあげますね。

終わりに

聞いたことがある名曲ばかりで、本当に「タカスペ」って感じでした。

そしていたるところに、愛を感じる作品でした。

ショーだけで80分ってどうなるんだ??と思っていましたが、場面ごとに国が違ったり、ストーリー仕立てになっていて、楽しむことができました。特に後半はあっという間!!

そして、垣間見えるサイトー先生感www

東京公演も無事完走できますように。

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