先日新人公演の感想書きましたが、今回は本公演の感想書きます!
その1では『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』についてです!もう千秋楽なのでネタバレありです!
はじめに
2015年に連続ドラマとして日本テレビ系列にて初放送された「HiGH&LOW」は、2020年までにシリーズ5作が放送される他、2016年より公開された映画シリーズは作品数にして7作、累計興行収入78億円、累計観客動員555万人を突破した、音楽・コミック・ゲーム・SNS・テーマパークなどあらゆるメディアを融合させた「総合エンタテインメント・プロジェクト」。この壮大なシリーズの作品群の隠された前日譚(THE PREQUEL)を新たに構想、宝塚歌劇の世界観での舞台化に挑戦いたします。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/highandlow/info.html 宝塚公式HPより
時はムゲン解散から数ヶ月後、「SWORD」誕生前夜の物語である。
かつてムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。しかしある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。無数のチームによる抗争が後を絶たなかった。そんな中、ひとりの女性が現れる。彼女と恋に落ちたのは、「山王連合会」のリーダーのコブラ。だが、二人には抗うことのできない運命が待っていた……。
「守るべきものができると弱くなる」それは戦うモノたちのセオリーなのか。
やがて頭角を現す五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼邪高校」「達磨一家」。その裏には、コブラを無口にさせる悲恋があった……。
LDH JAPANと宝塚歌劇団による強固なコラボレーションを通して、究極の男役を体現するトップスター・真風涼帆と宙組による、守るべき女性・守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語にどうぞご期待ください。
ハイローを宝塚でやると聞いた時の印象、みなさんはいかがでしたか?
だら子は「あの不良っぽい映画か~」という印象でした。
でも、ポスター画像が発表されたり、FLY WITH MEの時にHiGH&LOWのコーナーがあって、これはめっちゃかっこいい~~楽しそうだ~~とテンションがあがっていただら子です。
予習としてHuluに入って「The Movie」やドラマシリーズをみたのですが、こちらはすぐに殴り合いのケンカが始まるので、「なんでケンカで勝負をつけないといけないのか?」と思ってしまうと、ついていけなくなってしまうという感じ。
たぶんアイーダがいたら、ずっと叫び続けるしかない状態ですね。なので、深く考えずに「そういう世界」なのだと受け入れて「考えるな。感じろ!」という感じで予習しました。
でも、ひたすらイケメンがたくさんでてきて、かっこいい音楽が流れてなんかテンションがあがってくるので、そういう意味では宝塚向きなのかも!と思いました。
今回の舞台はプロローグの大階段がでてきて各チームが順番に降りてくるシーンで、「あ!ハイローがはじまった!!」と興奮することができました。
スター別感想
コブラ【山王連合会】/真風 涼帆
幕開きからいきなり客席にパ~ンチ!舞台全体にヒビが入ってはじまるの、しびれました~!
最近は大人な男性の役が多いイメージのゆりかさんですが、今回は若者で「〇〇じゃねーよ」的な言葉遣いが新鮮でした。
衣装もそんなに変化ないのかな?と思っていたら大間違い!革ジャンでバイクに乗るシーンはもちろん、パーティでは白い王子様衣装も、浴衣姿までみることができました。ごちそうさまです!!
カナ/潤 花
今回のオリジナルキャラクター。余命半年のヒロイン。
死んでしまうというのが本当にうそなのでは?というくらい元気なカナちゃんでした。願い事を叶えている時の楽しそうな姿が可愛すぎます!
最後の「でちゃった!」はかのちゃんのカナだからこそのセリフだと思いました!
ROCKY【White Rascals】/芹香 斗亜
ビジュアルもキャラクターとしても難しそうなROCKYさんですが、キキちゃんが見事に再現してくれました!手錠も赤い手袋もピンクのサングラスも個性的なのにステキ過ぎます!
今回はパーティを2回も開催してくれて、チャイナドレスやウエディングドレスまで用意してくれる優しいROCKYさん。なのに、できたばかりのclub HEAVENを燃やされてしまって切ないです。
いつも隣にいたKOOさん(風色 日向)もいい味だしてました!
スモーキー【RUDE BOYS】/桜木 みなと
原作をみた時からなんか気になるスモーキーさん。ふとスモーキー、体大丈夫かな?と心配してしまいますよね。パルクールみたいなアクロバットな動きが多くて、「これ舞台化できるのか?」と思っていましたが、見事に再現されていました!
原作では命を落としてしまうスモーキーさんですが、まだここでは病弱ながらも戦ってくれます。
いつも元気なイメージのずんちゃんとは反対の役ですが、病弱なのにフットワークがめちゃくちゃ軽くて「え?羽ついてます??」っていうくらいスモーキーでした!RUDE BOYSのみなさんもジャンプしっぱなしですごかったです!
日向紀久【達磨一家】/瑠風 輝
これももえこちゃんのイメージとは反対の漢!という感じのお役でしたが、ドスの聞いた声で迫力たっぷりで再現されていました!ラップがすごいです!
「SWORDの祭りは達磨通せやぁ!」
一回言ってみたかったので言ってみました。(笑)
アクションシーンでは、長い足に見とれてしまっただら子です。
村山良樹【鬼邪高校】/鷹翔 千空
原作ではぶっ飛んでる感じの村山さん。これまためっちゃ地に足がついてそうなイメージのこってぃが演じてくれました。
なんだか鬼邪高のシーンは楽しそうで、みんなかわいく思えてきちゃいます。
リン【苦邪組(クジャク)】/留依 蒔世
今回卒業してしまうあーちゃんは、SWORDの適役。集大成で存在感たっぷりでした。
個人的には、アジトでの登場シーンで、メイナンツーくんが膝枕されてたんですけど「え??どゆことどゆこと??」となっておりました。周りの方のオペラも上がっていた気がします。メイナンツーくんとの関係教えてください!!
あんなに用意周到で準備していたのに、一気にみんな燃やしてしまうとか、ツッコミどころがあるなんだか憎めない苦邪組メンバーでした。
まとめ
はじめは大階段からはじまり、前半はロミジュリ!?という展開と、後半は「ハイロー」という感じの展開で見事に宝塚とLDHのコラボレーションを観た気がしました。
アジトにSWORDメンバーが乗り込むシーンでは、盆が回ってキャラごとに戦うので、映画を観ているような、某夢の国のパレードをみているようなワクワクするシーンでした。
話についてはツッコミどころがありつつ、音楽とかっこよさで、ショーを観た感覚にもなれる作品でした。
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