【宙組】カルト・ワイン その1

公演感想
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東京建物 Brillia HALLで行われた、東京公演。

観に行くことができたので感想かきます!ネタバレアリでお届けします!

なんだか長くなってしまったので、今回は前編です!

気になる先行画像

最初に先行画像がでた時、衝撃でしたよね!?

ぶ、ぶどうをにぎりつぶしてるぅぅぅ

どんな感じなのか謎すぎて気になっていただら子ですが、すぐに全然違うポスター画像がきて、

めっちゃイケメンやん。ってか同じ作品であってますか??

と思っておりました。

桜木みなと様、ホントの東上おめでとうございます!

東京に住んでいるだら子としては、全部の作品が東上して欲しいと思っていますが、なかなかそうはいきません。2番手以上のスターさんや、2番手に近い3番手のスターさんの公演じゃないとなかなか東京公演はないイメージです。

でも、ずんちゃん(桜木みなと)は前回の壮麗帝で本当は東上するはずだったのに、コロナで公演が中止になってしまいました。壮麗帝はリスケで公演自体はできましたが、梅田のみで東京公演はかなわなかったんですよね。

なので、ホントの東上!東京公演リベンジ!千秋楽も無事に迎らえたようで良かったです!

作・演出の栗田先生も、今回が2作目。前回は和希そらのバウ公演「夢千鳥」だったので、栗田先生にとっても初の東上公演ですね!

あらすじ

21世紀初頭のニューヨーク。狂乱のヴィンテージワイン・オークション会場に華やかに登場するのは、高級スーツに身を包んだヒスパニック系の男、カミロ・ブランコ。誰もがその名を知る、若きワイン・コレクターだ。羽振りの良さ、膨大な知識、確かな舌、上品な物腰と人懐っこい性格で信用を得たカミロのコレクションに、人々はこぞって高値をつけていく。

だが、そのほとんどは安ワインをブレンドして作られた偽造品で、カミロという名も偽名だった。

彼の正体は10年前に貧しい中米の国・ホンジュラスから入国した不法滞在者、シエロ・アスール。マラスだった彼は、殺るか殺られるかの暮らしから抜け出すため、幼馴染のフリオと共に命懸けの旅に出たのだった。

シエロは何故ワイン偽造に手を染め、如何にして業界を揺るがすワイン詐欺師となり得たのか?

貧しい一人の青年が、被害総額1億ドルの偽造ワイン事件犯として投獄されるまでを描いた、ちょっぴりビターなスウィンドル・ミュージカル!  

宝塚歌劇公式HPより https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/cultwine/index.html

プログラムの栗田先生の言葉にもありましたが、ワインを偽造して売りさばいていた「ルディ・クルニアワン」という人が実在しているそうです!

第一幕

オークション・逮捕・法廷

オークション会場から始まります!3階席まで届きそうな高さの棚に、ワインがぎっしり。

かっこよく登場したカミロ・ブランコ(桜木みなと)がいきなり入ってきたFBI捜査官に逮捕されてしまい、法廷へ。

このプロローグからもう、テンポが良くて引き込まれました。

♪狂乱のオークション、完璧なイルージョン♪

耳に残る主題歌と共に、宙組のスタイリッシュなみなさんが、いすを使って踊ってくれます!これだけでこっちが狂乱してしまいそう…

法廷で名前と出身地を聞かれ、シエロ・アスールが「ホンジュラス!」というと、

世界は一気に10年前のホンジュラスへ。

ホンジュラス・旅路

ホンジュラスのクラブでシエロとフリオ(瑠風 輝)のシーン。上手が二人が会話しているのですが、周りの人が非常にけしからんです!(笑)治安の悪さが表現されていると思うのですが、エr…(自粛)

押し倒しちゃったりとかしているので、そちらを観るのもアリかもしれません。(シエロとフリオを観てください!)

フリオは比較的真面目で、料理が上手。そしてなによりもえこちゃん(瑠風 輝)のスタイルの良さがサイコーです!あんな店員さんが作ってくれたら絶対美味しい!!だら子もフリオくんが作ってくれるヤツ(調べたら「バリアーダ」でした)食べたいです!

マラスのボス、マッド・ドック(希峰 かなた)はタトゥーがいっぱい!ちょっとゾクゾクする怖さの中、シエロは拳銃を渡され、フリオのお父さん、ディエゴの食堂が税金を払えていないから殺ってこい!と言われてしまう。

食堂では、フリオの父ディエゴ(松風 輝)をめぐって緊迫したシーンに。

フリオのアイディアでアメリカに向かうことを決意する4人。

森や川を越え、移民同士で助け合いながらアメリカに向かう。

そして貨物列車「ベスティア」の上に。

ここまでサラッと書きましたが、ディエゴの荷物を持ってあげたり、川でおぼれる人を助けるシエロ。

生きていく為にマラスに入ったけど、本当は優しいシエロを感じることができます。

そしてベスティアの上では、雨が降ってきてフリオの妹、モニカ(美星 帆那)とシートをかぶるシーンがあるのですが、だら子的胸キュンポイントです!一緒にシートにかぶりたいです!!

その後、ディエゴからロザリオを無理やり首にかけられ、(ここの「やめろよ~」の感じが思春期男子っぽくて良きです!)その後強盗に襲われ、モニカを守ろうと銃を撃ったディエゴは、強盗に殺されてしまいます。するとアメリカが見えてくる…

ここのシーン、みなさんのお芝居が素晴らしすぎて、会場中が「ディエゴ死なないで~」って思っている感じがしました。だら子も泣きました。はい。

アメリカの雑踏・メキシカンフードフェスティバル

アメリカに着いてもお金がないシエロとフリオは、仕事のもらい方を街で教えてもらいます。が、「ひょろいからダメ!」と言われたりしてなかなか決まらない。

(この時のシエロさん、本当にひょろくて、「ずんちゃん食べてる?大丈夫?」と中の人を心配してしまいます。)

たまたまやってきたチャポ(留依 蒔世)のバッグを盗もうとし、失敗してしまいますが、気に入られて連絡先をもらいます。

ついにチャポの登場!余裕があるけど、アブナイ感じがいいです!!

チャポのところは危険だとフリオは反対。「いい仕事転がってないかなぁ~」というセリフと共に、転がってくる豆の缶!

このシーン、アドリブになっていて、屋台の店長の帽子の中に豆の缶を入れて遊ぶところが観られました。あの帽子、豆の缶が入ってもへっちゃらでした!丈夫ですね!

はけ際に「いい話、転がってたなぁ~」とシエロとフリオの二人で言うのがとっても微笑ましかったです。

メキシカンフードフェスティバルで手伝いをすることになった二人。

このシーンは本当に目が足りないです。この後お世話になるカルロス(寿 つかさ)やその娘のアマンダ(春乃 さくら)との出会いのシーンでもあり、物語の後編でからんでくる人物との場面でもあります。そして、シエロとフリオが楽しそうにナチョスを作っているのを観ているだけでも幸せです!

この時事件が起こり、それを解決したシエロはカルロスのレストランで働かせてもらうことに。

カルロスのレストラン・チャポの事務所

レストランから帰る幸せそうな家族(秋奈 るい・花菱 りず・風羽 咲季)が真っ赤なお鼻のトナカイさんを歌いながら帰るシーンもアドリブでした!

だら子が観た回では、娘が歌っているところに「お鼻の~!」と母が合いの手を入れてました!

そして、ソムリエのアマンダ先生のワインレッスン♪

この作品、ヒロインはアマンダの春乃 さくらちゃんだと思うのですが、後半ではあまり登場しないのでここが二人きりの唯一のシーンといっても過言ではないでしょう。アマンダちゃんのソムリエ姿が美しい!ナンバーもあって、ほっこり胸キュンシーンです!

さて、そんな胸キュンシーンでアマンダちゃんからもらった、特別なワイン「スクリーミング・イーグル」をシエロはチャポに売りに行ってしまいますっ!

フリオもだら子もビックリです!

そこで、思ったより高く買い取ってもらったこと、モニカの心臓の病気を治す為に手術が必要で手術代のお金が必要なことが重なり、二人で偽造ワインをつくることに!

このワインを作るナンバー、シエロとフリオの仲の良さがでていて楽しそうなんですよね!

「完璧だ~!」とできたワインをチャポのところに持っていくと、外見で即バレてしまうのですが、中身の出来の良さに気づいたチャポが、「ウチでもっと高品質なまがいものを作ってみないか?」とシエロを誘います。

シエロはモニカの手術代を前借りさせてもらうという約束でチャポの仲間に入ります…

ここで一緒にチャポの仲間に入ろうとするフリオに

「足手まといなんだよ!!」とシエロ。

相手のことを思っての、男同士の友情~~!!

そして、チャポから受け取った小切手を

「ん!」

とフリオに渡すシエロ。ワンピースのルフィのようなあんな感じです!!

そしてシエロの「俺の価値を~試そう~♪」というナンバーで1幕が終わります。

思ったより熱く語ってしまったので、2幕は後半で書いていきたいと思います!

ちなみに

スクリーミング・イーグルを名前の確認の為にググって見たら、お値段が

616,000円!!!(現在は品切れのようです)

スクリーミング・イーグル カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・ナパ・ヴァレー
スクリーミング・イーグルは、世界中のワインマニアの心を揺さぶるカリフォルニアのカルトワインの頂点とも言えるワインです。1992年の初リリースからパーカーポイント99点を獲得し、その後も満点を連発。最も入手困難なカリフォルニア・カルトワインの...

ボトルのデザインも舞台で観たのと同じです!シエロの偽造したやつでいいので、飲んでみたいです!

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