ついに開幕した雪組東京公演!だら子も観にいくことができました!千両っていくら?というのを予習しないまま観劇してしまった為、常にいくらやね~ん!と思いながら観劇してしまいました。
今回はまだ観に行っていない方にも読んで頂きたい、ネタバレなしの記事です!
夢介千両みやげ あらすじ
「桃太郎侍」をはじめ数々の名作を生み出した山手樹一郎の代表作の一つ「夢介千両みやげ」。腕っぷしは強いが喧嘩嫌いでお人好し、お節介な心優しき青年・夢介の活躍を描く傑作小説を、痛快娯楽時代劇として宝塚歌劇で舞台化致します。
小田原・庄屋の息子・夢介は、父親から“通人”となるため千両を使っての道楽修行を言い渡され江戸へ向かう。道中、“オランダお銀”と呼ばれる女スリに懐を狙われる夢介だったが、夢介の朴訥で底抜けな優しさに触れたお銀は一目惚れ、押しかけ女房となり二人は江戸で奇妙な同棲生活を始める。夢介に相応しい善い女房になろうと努力するも元来気性の激しさを抑えきれないお銀。遊び人飛脚屋の若旦那・伊勢屋総太郎ら個性豊かな江戸の人々が巻き起こす騒動を、夢介は“金と優しさ”で解決して行く。
善意の塊のような夢介との出会いが人々にもたらすものとは、そして夢介の道楽修行の結末は?
宝塚歌劇公式HPより https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/yumesukesenryoumiyage/index.html
雪組で日本モノということで、なんとなく壬生義士伝を思い出してしまい、ビンボーなイメージがつきまとってしまうだら子です。でも、今回はいきなり千両もらうところから始まります!!
千両とは???
いや、そもそも千両っていくらよ??
スカステの番組で1億6250万円って言ってたよっ
夢介の実家、どんだけ金持ちやね~~ん!
とツッコミたくなりますね。道楽修行に千両ですからね。
時期によって換算相場も異なっていたようですが、スカイステージの「プレ・ステージ!!~歴史のトビラをたたく~#10 雪組公演『夢介千両みやげ』」では、
1両=16万円
千両=1億6250万円
と紹介されていました。
それで計算すると、100両=1600万円!それを芝居の見物料だと渡してしまう、夢介…恐ろしいですね。
それ以外にもお金をぽ~~んと渡すシーンが多い、夢介さん。だら子は価値がわからないまま観劇してしまったので、「そんなに驚く金額なんだ~」くらいに思っておりましたが、かなりな驚く金額でしたね!!
また、その番組では夢介の家は豪農という裕福な農家だったのでは?と紹介されていました。
懐も心も広い夢介さんはお家も財産も広かったようです。
現代でも道楽修行!?
1億6000万円はさすがに現実離れ感が強いですが、WEBで検索したら、下記のような記事も見つけました。
江戸時代の各時期においても差がみられ、米価から計算した金1両の価値は、江戸初期で約10万円前後、中~後期で4~6万円、幕末で約4千円~1万円ほどになります。
https://www.imes.boj.or.jp/cm/history/historyfaq/answer.html#a05
幕末だと1両=1万円になってしまうのですね。
そうすると、道楽修行の為の千両=1000万円になります。
そういえば、現代の子供も大人になるまでの間に1000万円程度かかっていますね。夢介さんの道楽修行とはちょっと使い道は違いますが、千両もこう見ると、フィクション感がかなり薄れます(笑)
だら子も子供達に道楽修行させてあげられるくらい稼ぎたいところですが、ちょっと難しそうなので学費分はしっかり貯めておきたいと思います。
これから観劇される方は、ぜひ1両=16万円で計算しながら、観劇してみてください。
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